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化粧水をぬるとヒリヒリする原因
2021.10.20
ビューティーフェイス
2021.10.20
こんにちは!
ビューテイフェイス川西店です。
本日は化粧水をぬるとヒリヒリする原因についてご紹介いたします
顔がヒリヒリ痛むとき、考えられる原因としてどんなことがあるのでしょうか。詳しく見ていきます。
私たちの肌は、外側から表皮・真皮・皮下組織の3層構造になっています。なかでも表皮の一番外側にある角層では、うるおいを蓄えた角層細胞が積み重なり、そのすきまを細胞間脂質が埋め、角層表面を皮脂膜が覆うことによって、「肌のバリア機能」を形成しています。
このバリア機能があることで、私たちの肌は乾燥した空気や紫外線、ホコリやアレルゲンなど、外界からの刺激に負けない構造になっているのですが、なんらかの影響によりバリア機能が低下してしまうと、肌はちょっとした刺激にも敏感になり、炎症を起こしやすくなってしまいます。
バリア機能を低下させる要因としては、アトピー性皮膚炎などの疾患、外界からの強すぎる刺激や、洗顔時の摩擦など間違ったスキンケア、睡眠不足や偏食といった生活習慣の乱れなどが考えられます。
角層などの表皮や真皮が薄くなることでも、肌はヒリヒリと痛んだり、赤みやかゆみ、乾燥を起こしやすくなります。肌が薄くなることを、菲薄化(ひはくか)と言います。
菲薄化は年齢を重ねることで起こりやすくなります。エストロゲンという女性ホルモンの減少に伴って、真皮のコラーゲンやエラスチンの生成量が低下するからです。
しかし、近年は若い人の間でも肌の菲薄化が見られます。たとえば肌をゴシゴシと摩擦するような洗顔・クレンジングや、ピーリングを頻繁にすることで角層にダメージが及び、肌がそのダメージを補おうとしてターンオーバーのサイクルを早めた結果、未熟な角層細胞が積み上がって角層が薄くなるからです。
肌のバリア機能が低下していたり菲薄化が進んでいると、肌が敏感になり、普段はなん伴い物質に刺激を感じたり、炎症を起こすことがあります。たとえばアルコールや界面活性剤など、多くの化粧品に配合されている成分に敏感になったり、香料や防腐剤にアレルギー反応を起こしてかぶれを起こしてしまうなどです。
肌が敏感になっていると、化粧水をつけるときのコットンや、花粉・感染症を防ぐマスク、衣類や寝具の繊維、髪の毛の毛先…などにもヒリヒリとした刺激を感じることがあります。
バリア機能の低下や菲薄化によって肌がヒリヒリと痛むときは、ヒリつきやかゆみ・赤みを鎮めることが大切です。
ヒリヒリするだけでなくかゆみを伴うときは、かきむしらないよう冷やしましょう。保冷剤をタオルやハンカチでくるみ、患部に当てて冷やします。炎症やかゆみを抑える治療薬を使うのもよいでしょう。
過度な洗顔や洗顔時の摩擦によって、肌のバリア機能が低下している可能性もあります。石けんや洗顔料はたっぷりと泡立て、泡をクッションにしてやさしく洗います。クレンジングはメイクの濃さに合わせた洗浄力のものを選び、こすらずに短時間で落とすようにしましょう。
日頃から保湿ケアを丁寧に行い、肌のうるおいやバリア機能を整えておくことも大切です。化粧水や、乳液、クリームで角層の水分と油分をバランスよく補いましょう。コットンを使うと繊維が肌の刺激となることがあるため、清潔な手のひらで化粧品を温めながら、角層のすみずみまで浸透させるようにするのがポイントです。
炎症がひどくて化粧水や乳液がしみるときは、敏感肌向けの低刺激処方のスキンケア化粧品に切り替えたり、ワセリンやバームを塗るだけのシンプルなケアにとどめたりしましょう。
日焼けは肌表面に炎症を起こしてヒリつきや乾燥を悪化させるとともに、肌の内部に活性酸素をつくり出し、真皮のコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。特にバリア機能が低下した肌は紫外線による刺激を受けやすくなっていますので、日焼け止めや日傘、帽子、UVカット効果のある衣類などで肌を守りましょう。
ただし、肌が敏感になっているときは、日焼け止めの成分が肌の刺激となることがあります。低刺激処方の商品に注目し、肌へののびのよさや、落としやすさにもこだわって選びましょう。
化粧品や薬品、金属、衣類など肌の刺激となっている物質やアレルゲン(アレルギーの原因物質)が分かっている場合は、その物質を避ける努力をしましょう。何が原因か分からないときは、特定できるか分かりませんが病院などで検査を受けてみることもおすすめです。
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