- スキンケア
ニキビの原因と種類
2021.12.29
ビューティーフェイス
2021.12.29
こんにちは!
ビューテイフェイス川西店です。
ニキビの原因とは?
ニキビができる原因は皮脂分泌の増加、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖が関係しています。
ニキビは皮脂腺が発達し、皮脂が多すぎたり、毛穴の出口がつまったりすることで、毛穴の外に皮脂が出られずにたまってしまうことから始まります。この状態を「コメド(面ぽう)」(白ニキビや黒ニキビ)と呼びます。
コメドの内部は、アクネ菌にとって発育に適した環境になっているので、コメドの中で菌はどんどん増えていきます。増えすぎた菌に対抗するために免疫が働いて炎症が起こり、ニキビは赤く腫れあがっていくのです。
1.皮脂の分泌が盛んになる
性ホルモンの分泌が思春期に活性化したり、ストレスなどが原因で性ホルモンが過剰になったりすると、毛穴の奥の皮脂腺から皮脂がたくさん分泌されます。女性では男性ホルモンと女性ホルモンのバランスのくずれがニキビの原因の一つとなります。
2.毛穴がつまる
肌の細胞には、一定周期ごとに生まれ変わるターンオーバー機能があります。それが乱れると、毛穴の出口の角層もはがれないでとどまり、厚くなって出口をふさぐようになってしまいます。
3.アクネ菌が増殖する
アクネ菌は誰もが持っている肌の常在菌。毛穴がつまり、皮脂が充満した中で増えていきます。増殖したアクネ菌はニキビの炎症を引き起こし、赤ニキビができます。
ニキビの種類は?
ニキビの種類は、その状態によりさまざまです。実は、どんな状態かによって呼び方も違うし、治療の仕方も違います。
しかも、ひとりの患者さんの肌には、いろんな状態のニキビが混在しています。
ニキビの種類を症状に応じて確認していきましょう。
炎症のないニキビマイクロコメド(微小面ぽう)
目に見えない段階。毛穴の出口が狭くなり、皮脂がつまり始めている状態です。
白ニキビ
白ニキビは、皮脂が毛穴につまった状態。ポツンとした小さな白い点に見えますが、見逃してしまう場合も。
皮膚の内側では、毛包(もうほう)が広がるとともに、アクネ菌が増え始めます。
黒ニキビ
黒ニキビは、白ニキビの毛穴が開き、メラニン色素や酸化された皮脂などによって黒く見える状態。
シミや小さなホクロのように見えたり、不潔な印象を与えたりするため気になる人も多いはず。
赤ニキビ
赤ニキビは、コメドが悪化し、炎症が起きた状態。毛包(もうほう)では、増殖したアクネ菌が盛んに活動しています。
炎症を引き起こすさまざまな物質が、このときにつくられてしまいます。
黄ニキビ
黄ニキビは、赤ニキビがさらに悪化し、炎症が激しくなった状態。てっぺんに黄色い膿(うみ)が見えるため、黄ニキビといわれたりします。
皮膚の内側では、アクネ菌が作った酵素のリパーゼが薄くなった毛包(もうほう)の壁を壊し、炎症を起こす物質が一気に毛包の外へ…
ニキビの炎症がまわりに広がってしまいます。さらに、重症化すると、ニキビ痕(あと)ができてしまうおそれがあります。
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