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ささくれの原因と対処法
2022.01.09
ビューティーフェイス
2022.01.09
こんにちは!
ビューテイフェイス川西店です。
ささくれは、爪まわりの皮膚が乾燥して、角質がめくれ上がってしまっている状態です。寒くなって乾燥する季節に起こりやすいといわれています。
キズは小さいですが、洋服の繊維などにひっかけてむけてしまうと激しい痛みを伴います。
*「ささくれ」は「さかむけ」と同義です。
・寒さ・乾燥
寒くなって空気が乾燥してくると、指先の皮膚の水分や油分が失われて乾燥が進み、爪まわりの皮膚がめくれ上がってしまうことがあります。
・水、洗剤など、外部の刺激
洗剤を使った水仕事による指先の炎症や、こどもの場合はドロ遊びなどの刺激が、ささくれのきっかけとなることがあります。
以上のような外部からの刺激以外に、栄養の偏りによって皮膚の潤いや脂分が不足することも、ささくれの原因と考えられています。
ささくれの症状に対しては、以下のような対処方法があります。
・ひっかけやすい飛び出した部分を、爪や眉用のはさみや、キューティクルニッパーで丁寧にカットする
・乾燥しないよう、保湿性の高いハンドクリームや軟膏をつける
・モイストヒーリングができる治癒タイプのばんそうこうを貼る(治癒タイプのばんそうこうを使用する場合は、保湿クリーム等との併用はしないでください)
ささくれができた場合、つい指で引っぱって取りたくなりますが、無理にはがそうとすると健康な皮膚まで傷つけてしまうため、やめましょう。一方で、ささくれを放っておくと、服を着る時に繊維に引っかかって引っ張ってしまい、キズが広がる可能性もあります。自分で引っぱったり、何かにひっかけたりして皮をめくってしまうと、キズが深くなり、そこから菌が入ることで化膿してしまうことがあるので、治癒タイプのばんそうこうなどを貼るなどして保護しましょう。
ささくれになりやすい方には、以下のような乾燥予防もおすすめです。
皮膚を保護している油分・水分を保ちの潤いを守るバリアを壊さないために、洗剤や水・お湯を使う際にはゴム手袋を着用するようにしましょう。
皮膚が濡れたままになっていると、皮膚の水分も一緒に蒸発してしまいます。素手で水に触れた後は、吸水性の良いタオルやペーパーでしっかりと水分をふき取りましょう。ふき取るときは力を入れてゴシゴシせず、やさしく、皮膚を押さえるようにしましょう。
熱いお湯で手を洗ったり、シャワーを浴びたり、長く湯船に浸かったりすると、皮脂が失われやすくなり、乾燥を招きやすくなります。温度を下げたり、熱いお湯に触れる時間を短くしたりしましょう。
お風呂に入った後や、水仕事の後など、水・お湯に触れた後は、保湿クリームや軟膏などの保湿剤を塗るようにしましょう。保湿力の高い成分が含まれたクリームを使うと良いでしょう。
冬の季節や、エアコンをつけているときなど、湿度の低いところで過ごしていると、皮膚の乾燥が進みやすく、ささくれを起こしやすくなります。加湿器やお湯を焚いて、部屋の湿度が低くならないようにしましょう。
寒い季節は乾燥した冷たい外気に皮膚がさらされ、部屋の中にいるときよりも皮脂や汗の分泌が減り、ささくれを起こしやすくなると考えられます。外出時は手袋を活用するようにしましょう。
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