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コラーゲンについて②

2021.09.16

こんにちは!

ビューティフェイス川西店です!

本日はコラーゲンについてパート2です。

3.鉄分はコラーゲンの合成に必須の栄養素

さて、体のさまざまな組織を構成するコラーゲンですが、体内でコラーゲンを生成するには鉄分が欠かせません。

コラーゲンはアミノ酸とビタミンCを材料に、鉄分のサポートを受けて合成されてできるため、

体内に十分な鉄分を保持しておくことで、効果的にコラーゲンを合成することができます。

特に女性は、月経やダイエットによる偏った食事によって体内の鉄分が不足しがちだと言われています。

肌の調子が気になる方は、コラーゲンと合わせて鉄分も積極的に摂取しましょう。

4.コラーゲンは食べても意味がない?タンパク質について確認しよう

コラーゲンを食べることでコラーゲンは増えるのでしょうか?
タンパク質とは何かを知り、コラーゲンの摂り方について知りましょう。

コラーゲンはタンパク質の一種とお伝えしてきましたが、

コラーゲンの主成分は、タンパク質が分解された非必須アミノ酸の「グリシン」と「プロリン」、
プロリンから作られる「ヒドロキシプロリン」という成分から出来ています。

タンパク質は体を構成する成分であり、エネルギー源としても重要な栄養素です。

人の体は、約10万種類のタンパク質で構成されており、筋肉や内臓、骨、皮膚、髪、血液や、ホルモンや酵素などの材料となります。

「アミノ酸」という言葉も、よく耳にする言葉ではないかと思いますが、

タンパク質はアミノ酸が複雑に結びついた成分で、食品によって含まれるアミノ酸の種類や量が異なります。

アミノ酸は数百種類もあると言われていますが、人の体のタンパク質になるのは、20種類です。

体内で合成出来るものを「非必須アミノ酸」、体内で合成できないものを「必須アミノ酸」と呼びます。

体内で合成できないものは、食事から摂取をする必要がありますが、

基本的には1日3食、通常の食事が出来ていれば、必須アミノ酸、非必須アミノ酸ともに不足の心配はないと言われています。

また、コラーゲンを構成しているアミノ酸は「非必須アミノ酸」なので体内合成されますが、

偏った食事が多い場合には、食事を見直したり、サプリメントなどの栄養補助食品で補ったりする必要がでてきます。

食事で摂ったタンパク質は、口から入り、胃を通り、十二指腸から小腸へと消化酵素により「アミノ酸」まで分解されていきます。

分解され生成されたアミノ酸は、小腸で吸収され、肝臓に送られて、その後全身へ運ばれていきます。

このように、タンパク質は一度アミノ酸に分解され、体内で再び作られる流れになっているのです。

コラーゲンも、ほかのタンパク質と同様でアミノ酸に分解されるので、コラーゲンとしてたくさん食べても、

直接的な効果は期待できないとも言われていますが、こちらについては、次の項目で詳しく解説して行きたいと思います。

5.コラーゲンはたくさん摂った方が良いのか?

美容や健康維持に欠かせないコラーゲンですが、たくさんコラーゲンを摂った方がより効果が期待できるのでしょうか?

前段でも述べたように、コラーゲンをたくさん摂ったとしても、コラーゲンがそのまま吸収されて利用されるのではなく、

アミノ酸に分解されて、その後再合成されていきます。

ですが、コラーゲンが分解されていく中で、一部は「コラーゲンペプチド」と呼ばれる低分子のアミノ酸となり、

コラーゲンの合成を促進することが分かってきました。

つまり、摂取したコラーゲン自体が直接コラーゲンとして吸収・利用されることはありませんが、

分解過程に生じるコラーゲンペプチドによって、体内のコラーゲン量が増やされることは期待できそうですね。

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