- スキンケア
お肌の構造について
2021.12.29
ビューティーフェイスグランデ
2021.12.29
見た目は1枚の皮のように見える肌ですが、厳密には層になっています。
肌の層は、3階層の構造から成り立っています。
上から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」です。
この3つの層を正しく理解することが、スキンケアの第一歩です。
少し堅苦しい話になりますが、あらゆるスキンケアにおける基本ですから、しっかり押さえておきましょう。
ここではわかりやすく、肌の状態をベッドに例えてお話しします。
ベッドを想像しましょう。
ベッドに例えると、一番上の掛け布団にあたります。
表皮の厚みは、およそ0.2ミリです。
外部からの刺激を守ったり、水分の蒸発を防いだりなど、大切なバリアーの役目を果たしています。
新陳代謝は、この部分のことを言います。
薄い膜ですが、下から上に押し上げられ、毎日古いものと新しいものが入れ替わっています。
およそ28日かけて、1ターンするイメージです。
ベッドに例えると、バネの入ったクッション部分に当たります。
真皮の厚みは、およそ2ミリです。
「コラーゲン」や「エラスチン繊維」と呼ばれるタンパク質によって、肌の弾力や張りを作り出しています。
紫外線を浴びると、このタンパク質が壊れてしまい、肌の弾力が失われて、しわやたるみの原因になるのです。
また、メラニン色素を作り出すメラノサイトは、真皮と表皮の間にあります。
メラノサイトや新陳代謝の異常によってメラニン色素がうまく排出されないと、表皮に残り続け、これがしみになるのです。
ベッドに例えると、鉄や木でできた基礎に当たる部分です。
土台です。
実際の皮膚では、血管や神経が張り巡らされています。
皮下組織にある血管から、酸素や栄養分などが真皮へと送られています。
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