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「表皮のしわ」と「真皮のしわ」の違いと対策

2022.01.19

「しわなんてどれも同じ」と思っていませんか。

しわには大きく分けて、2種類あります。

「表皮のしわ」と「真皮のしわ」です。

それぞれのしわに違いがありますから、防ぐための対策も異なります。

順に理解していきましょう。

  • 表皮のしわ

表皮のしわとは、表皮に起こる、浅くて小さなしわのことを言います。

無表情のときは目立ちませんが、表情を作ったとき、目や口周りに細かいしわが寄ります。

「縮緬皺ちりめんじわ」とも呼ばれます。

主な原因は、乾燥です。

肌の乾燥によって、一時的にできているだけですので、重要なのは保湿です。

ここで保湿を怠っていると、次に紹介する「真皮のしわ」へと悪化します。

  • 真皮のしわ

真皮のしわは、表皮のしわが、さらに悪化したものです。

真皮のしわとは、肌の真皮で起こる、溝の深いしわのことを言います。

原因は、紫外線や乾燥です。

紫外線や乾燥の影響を長期間受け続けると、真皮のコラーゲンやエラスチンが破壊されます。

肌の折り目が元に戻らなくなり、溝の深いしわが刻まれてしまうのです。

真皮のしわが一度刻まれると、簡単には取れなくなります。

肌の土台部分から変形しているため、保湿をしても、大きな効果が見られません。

ピーリングをしたり、レチノール配合の化粧品を使ったりして、コラーゲンの生成を積極的に促す必要があります。

もしくは、美容皮膚科でヒアルロン酸やコラーゲンなどを注射して、目立たなくさせる方法もあります。

こうなる前に、対策を打つことが大切です。

あなたのしわは、どちらですか。

しわの原因の大半は「乾燥」と「紫外線」です。

若いうちは「保湿」と「紫外線対策」だけでいいと言われるのは、このためです。

しっかり保湿をして紫外線を避けていれば、表皮のしわも真皮のしわも、予防することができるのです。

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