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痩せすぎていても太りすぎても、女性ホルモンに差し支える。

2022.02.05

女性ホルモンの1つエストロゲンが分泌されると、肌の調子がよくなります。

生理が終わって10日間ほど、肌の調子がよくなるはずです。

エストロゲンは、生理が終わってから1週間、普段より何倍も多く分泌されるため、肌の調子がよくなるのです。

また、大豆を使った食事も、エストロゲンと似た働きがあるため、美肌に効果があることが確認されています。

エストロゲンを積極的に取ることで、肌の調子がよくなり、美肌へとつながるのです。

ただし、エストロゲンが正常に働くには、1つ条件があります。

エストロゲンは、脂肪の中で分解されたり合成されたりします。

つまり、エストロゲンは、ある程度の脂肪があって、初めて正常に働くのです。

体脂肪が20パーセント以下になると、脂肪が少なすぎるため、女性ホルモンがうまく働きにくくなります。

痩せている人にやつれている人が多いのは、そのためです。

では、脂肪さえたくさん取ればいいのかというと、それもいけません。

たしかにエストロゲンは脂肪の中で代謝されますが、大量の脂肪がありすぎるのも、

かえって代謝を妨げるのです。

体脂肪が30パーセントを超えると、エストロゲンの代謝を妨げるようになります。

では、適度な脂肪の量とはどのくらいでしょうか。

ずばり、体脂肪が20パーセント以上、30パーセント以下の状態です。

この範囲内なら、エストロゲンの代謝が最もスムーズに働くようになります。

あなたの体脂肪はいくつですか。

体重ばかりを気にするのではなく、体脂肪もきちんと計測しましょう。

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