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脂性肌が陥りやすい、悪循環(-_-;)

2022.08.06

脂性肌の人が陥りやすい悪循環があります。

脂性肌は、皮脂の分泌量が多いため、化粧水や乳液を省く傾向があります。

普段から顔がべたついているので、さらっとした肌触りに、強い憧れを抱くのです。

皮脂の分泌が多い人ほど、乳液を控えたい心理が働きます。

自分からわざわざ乳液をつけるのは、気が進まないのです。

しかし、これがよくありません。

悪循環の始まりです。

どんなに脂性肌でも、洗顔料で顔をきれいに洗ってそのままにしておけば、肌は乾燥します。

乾燥すると、肌の新陳代謝のリズムが乱れやすくなります。

新陳代謝が乱れると、吹き出物もできやすくなる。

忘れてならないのは「皮脂の分泌量の変化」です。

肌は乾燥を感じると、少しでも水分量を逃がさないよう、脳が皮脂をもっと出すように命令します。

その結果、余計に皮脂の分泌が増えてしまい、肌が硬くなって詰まりがちな毛穴に、大量の皮脂を分泌してしまうのです。

こうして、いつまで経っても肌が改善されない状況に陥ります。

たしかににきびの原因であるアクネ菌は、皮脂を栄養にして繁殖します。

皮脂のない時間を作れば、アクネ菌の繁殖も抑えられるでしょう。

しかし、そのメリットを帳消しにするほど、肌の乾燥の悪影響は重大です。

どんなに脂性肌でも、洗顔後に化粧水や乳液は必要です。

量は少なくて結構ですから、化粧水で水分を補給し、乳液でカバーしましょう。

柔らかくてみずみずしい肌を作ることで、毛穴が開き、皮脂がスムーズに排出されるようになります。

皮脂の分泌量が抑えられ、脂性肌が緩和されて、吹き出物も改善されていくのです。

脂性肌だから、乳液を控えるのではありません。

脂性肌だからこそ、乳液が必要なのです。

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