- スキンケア
~ホルモンバランスが乱れるってどういうこと?~
2023.08.21
ビューティーフェイスグランデ
2023.08.21
人間の体内に分泌されているホルモンですが、このホルモンは体調や精神状態を左右するものとなっています。ですが、ささいなことでホルモンバランスは崩れてしまい、特に女性ホルモンは崩れやすい傾向にあるようです。ホルモンバランスをできるだけ崩さないためにも、日常生活において注意しておきたいことがあります。ここからは、ホルモンバランスが乱れる原因や整っている状態について確認していきましょう。
女性のホルモンバランスは乱れやすいといわれていますが、どのような状態だと乱れているのでしょうか。この項目にてチェックしておきましょう。
女性ホルモンとは、卵巣から分泌されているホルモンのことを指します。脳の視床下部から指令を受けた後に下垂体へ働きかける役割となっており、正常な状態ならば28日から38日周期のリズムで、エストロゲンとプロゲステロンが月経のリズムとともに分泌されます。このサイクルが乱れてしまい、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが乱れた状態が「ホルモンバランスが崩れている」と言うようです。女性ホルモンはわずかな量でも大きな効果をもたらしてしまうため、微調整が利かずにホルモンバランスが崩れてしまう傾向にあります。
ホルモンバランスを簡単に調べる方法としては、基礎体温を計る方法があると言われています。基礎体温は低温機と高温期の2つに分かれており、それぞれの温度差が0.3度以上となっていれば正常に排卵が行われるようです。そのため、この温度差がきちんとある場合はホルモンバランスが整っている状態といえます。反対に、温度差が0.3度以上無いうえに、排卵がきちんと行われていないとホルモンバランスが崩れている指標となります。
ホルモンバランスが崩れる原因としては、大きく分けて2つほどあるといわれています。ここでは、その2つの原因についてチェックしましょう。
ホルモンバランスは思春期のときと、閉経前後の更年期に乱れやすい傾向にあります。思春期の時期はまだ肉体的成長が不十分で、うまく女性ホルモンのバランスを取ることができない状態にあるようです。また、閉経にともなって更年期が出てくる時期には、女性ホルモンが減少してしまい体がそれに対応できなくなってしまいます。その結果、ホルモンバランスが乱れてしまい体にさまざまな影響が出てくるようになります。
ホルモンバランスが乱れてしまう原因には、年齢以外にも生活習慣に影響されることがあるようです。女性ホルモンの分泌をコントロールしているのは視床下部となっていますが、同時に自律神経の働きをコントロールしている場所になっています。ですが、生活習慣の乱れによって大きく影響を受けるのが視床下部となっており、女性ホルモンのバランスが乱れるとともに自律神経も同時に乱れるようです。ホルモンバランスが乱れる生活習慣としては寝不足や過度なダイエット、ストレスなどが考えられます。
ホルモンはバランスよく分泌されていることが重要で、その量が多過ぎても問題があるといわれています。ここでは、ホルモンバランスが整っている状態や、偏っている場合の問題点についてご紹介しましょう。
ホルモンバランスが整っている状態では、原因もなくイライラすることはありませんし、月経も問題なく決まった周期でやってきます。また、不妊などにおちいるリスクも少なくなり、不正出血なども起こりづらくなるようです。さらに、肌の状態も整えやすくなっており、女性にとってホルモンバランスを整えることは美容面においても重要であると言えます。
ホルモンバランスとは、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が整っている状態を指します。この2つの量が均衡に整っている状態がもっとも理想で、どちらの量が多くても問題が出てくるようです。たとえば、エストロゲンが多く分泌されていると、乳がんや子宮体がんになる可能性が高くなるといわれています。反対に、プロゲステロンが多く分泌されている場合には、ニキビなどの吹き出物が多く出てしまい、肌のトラブルが多くなる傾向にあります。
女性の体から女性ホルモン自体が減ってしまうと、男性ホルモンの影響が大きく出てくる傾向にあります。男性ホルモンは女性の体の中でも分泌されており、そちらの量が多くなってしまうと皮脂の増加にともなってニキビが発生しやすくなる傾向にあります。ニキビだけでなくヒゲが生えることもあり、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスを取ることも重要となってきます。
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