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血行促進によって得られる効果
2022.02.13
ビューティーフェイス
2022.02.13
こんにちは!
ビューテイフェイス川西店です!
血液は大きく分けて個体成分である「血球」と、液体成分である「血しょう」からなります。血球には酸素を運搬する赤血球、免疫機能を担っている白血球、ケガをしたときに血液を凝固させて出血を抑える血小板があります。また血しょうには、体液を一定に保つ働きがあります。血液の各成分を見ても、とても重要な役割を果たしていることがお分かりいただけるでしょう。さらに血液を介して栄養素やホルモンの運搬、老廃物の除去、体温の調節なども行われます。血の巡りが滞るとこれらの機能がスムーズに働かなくなってしまい、さまざまな不調をきたしてしまうのです。
筋力の低下
心臓のポンプ機能により血液は全身に運ばれますが、心臓だけでは末梢まで血液を送ることはできません。心臓と同じようにポンプの役割を果たしているのが筋肉です。筋肉にも血液を送り出す働きがあり、体の隅々まで血液を循環させています。特にふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、心臓から離れた場所にある下半身の血液を循環させる、重要な役割を果たしています。その筋力が低下すると、当然血液を送り出す能力も落ちるので、血の巡りが悪くなってしまうのです。
血液がドロドロに
血液の粘度が高くなると血流は悪化します。さらさらした血液よりもドロドロした血液の方が流れにくいいうことは、イメージしやすいと思います。
血液がドロドロになる理由はいくつかあります。脱水により血液の濃度が上がった場合や、病原体を退治する過程で白血球が血管壁に吸着している場合も血液の粘度は高くなりますが、中でも特に注意したいのが血小板の凝集です。
糖質や脂質の摂り過ぎ、過度の飲酒などの影響で血小板が固まりやすくなると、血栓という血の固まりができ、それがやがて脳梗塞や心筋梗塞などの重大な病気を引き起こすことがあります。血液の粘度は、食事や生活習慣と密接に関連しているのです。
血管が収縮している
血液の通り道である血管が収縮して狭くなると、血液の流れは悪くなります。血管の収縮・拡張をコントロールしているのは自律神経です。自律神経には緊張時に優位になり血管を収縮させる交感神経と、リラックス時に優位になり血管を拡張させる副交感神経からなります。普段は両者がバランスを取り合って血管の収縮・拡張をコントロールしていますが、ストレスなどが原因で常に交感神経が優位になってしまうと、血管が収縮した状態が続きます。すると血液は血管が収縮した部位をスムーズに流れることができず、血行不良になってしまうのです。
体調改善
血行が良くなると、さまざまな体調不良が改善されます。例えば女性に多い冷え性は、血行不良により熱エネルギーが体の隅々まで運搬できていないことが原因です。血流がよくなると熱エネルギーが効率よく運ばれるため、冷えの解消につながります。
また、デスクワークなどによる肩こりは、血行不良により必要な酸素や栄養素が筋肉に運ばれず、筋肉が凝り固まってしまうために起こります。血行が促進されることで肩こりも改善されるので、肩こりにお悩みの方は血行をよくするケアを取り入れるといいでしょう。
さらに、血行が促進されると胃腸の働きも活発になるため、便秘を解消する効果も期待できます。
肌トラブルの解消
多くの肌トラブルの根本の原因は、新陳代謝の衰えによって引き起こされていると言っても過言ではありません。例えば、くすみやシワ、たるみなどは新陳代謝の衰えで引き起こされる代表的な肌トラブルです。
新陳代謝の衰えとは、つまり新しい細胞を生み出す力が弱っているということ。その状態で血行不良に陥ると、細胞は必要としている栄養や酸素を十分に受け取ることができず、ますます新しい細胞を作り出せなくなってしまいます。新陳代謝を活性化するためには、血行不良の改善が必要不可欠です。
また、新鮮な血液が隅々まで行き渡っていると、顔色が明るくなり、目の下のクマも改善されます。血行を改善することは様々な肌トラブルの改善へとつながるのです。
老廃物の排出
古くなった細胞や食品に含まれる添加物、空気と一緒に体内に取り込まれる大気汚染物質など、体にとって必要ないものを老廃物と言います。老廃物は血液によって腎臓へ運ばれ、尿として体外へと排出されます。しかし血流が滞っていると、老廃物を腎臓まで運ぶことができずに体内にたまってしまい、むくみや便秘の原因となります。血行がよくなると老廃物を効率よく排出できるのでデトックス効果が高く、体の内側から健康に、そして美しくなれるのです。
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